オンラインのアイスブレイクゲーム6選|初対面の2〜4人で会話を始めやすくする
初対面を含む2〜4人の通話では、面白い自己紹介を求めるより、全員が同じ小さな問いに答えるゲームのほうが始めやすくなります。5〜15分で終わり、理由を話すかどうかを本人に任せられるゲームを選びます。カメラをオフにしたり、チャットだけで参加したりできる形も用意します。
迷ったら「話したくないことを話さずに済むか」で選ぶ
| 状況 | 向いているゲーム | 所要時間 | 話す量 |
|---|---|---|---|
| まだ緊張が強い | 二択ゲーム | 5分 | 少ない |
| 全員で一つの答えを作りたい | 全員一致チャレンジ | 5〜10分 | 少ない |
| 想像の話なら答えやすい | 「もし○○なら?」 | 5〜10分 | 中くらい |
| 個人情報をほとんど使いたくない | 連想リレー | 5分 | 中くらい |
| 短い言葉で推理したい | 3ヒント当て | 5〜10分 | 中くらい |
| 同じ画面を見ながら考えたい | Wikipediaリンク探索 | 10〜15分 | 自然に増やせる |
参加者の性格を当てたり、私生活を聞いたりする必要はありません。本人の経歴ではなく、選択肢や言葉、画面上の課題を題材にします。
始める前の30秒で、断ってよい場を作る
進行役は、ルールより先に参加方法を伝えます。次の一言で十分です。
10分だけ軽いゲームをします。答えたくない問題はパスで大丈夫です。カメラはOFFのままで、声を出しにくければチャットで参加してください。理由も話したい人だけでOKです。
終了時刻とパスの選択肢が先に分かれば、参加者はどこまで関わるか自分で決められます。日本ファシリテーション協会も、アイスブレイクはプライバシーへの配慮、参加者、会の目的に合わせて選ぶよう注意を促しています。
最初の一言を短くするなら二択ゲーム
「海と山」「朝型と夜型」「旅行なら都会と自然」のように、どちらか一つを選びます。全員が考え終わってから、声かチャットで同時に回答してください。
1問目は理由を聞かず、2問目から「話したい人だけ、理由を一言」と添えます。答えが分かれたときだけ、違いを楽しみます。5問ほどで終えれば、5分に収まります。
仕事、家族、恋愛、出身地など、答えから個人情報が推測されるお題は避けます。また、「どちらが正しいか」を議論し始めるとアイスブレイクから離れるため、理由は30秒程度で切り上げます。
競争を避けるなら全員一致チャレンジ
進行役が「赤いものといえば?」「コンビニで最初に見る場所は?」のような広いお題を出します。5秒考え、「せーの」で全員が同時に答えます。答えが一致すれば1点です。
2〜4人なら、3点取るか、8問終えた時点で終了します。意見が違っても失敗扱いにはしません。「そこを選んだんだ」と一言返すだけで、次の会話が生まれる余地があります。
知識問題にすると、詳しい人だけが有利になります。正解を当てるクイズではなく、ほかの人が思い浮かべそうな言葉を予想する遊びとして進めてください。
「もし○○なら?」は、実体験を聞かずに考え方を話せる
「明日だけ自由な日になったら何をする?」「一つだけ道具を持って無人島へ行くなら?」「1週間、別の町で暮らすならどこ?」といった仮定の質問を使います。
10秒考えたあと、一人20〜30秒で回答します。3問あれば十分です。実際の住所や休日の過ごし方を聞かず、想像の中で選べる質問にすると、自分の情報を話す負担を抑えられます。
答えを面白くする必要はありません。進行役が大げさな反応を求めると、次の人が話しにくくなります。「それもありですね」と受け取り、質問を一つ返す程度にします。
話題を用意しなくてよい連想リレー
最初の人が「夏」と言い、次の人が「海」、その次が「魚」のように、直前の言葉から連想した一語を答えます。順番を決め、詰まったら5秒以内にパスします。少しだけゲーム性を足すなら、「10語以内に最初の言葉へ戻る」という共同目標を置きます。「日本→東京→電車→旅行→海→島→日本」のように、全員で道筋を作り、2周したら終わります。
一語ずつ話すので参加しやすい反面、お互いを知る情報はあまり増えません。場を温めたあとに自己紹介へつなげたい会では、二択ゲームか仮定質問のほうが適しています。
短い説明から推理する3ヒント当て
出題者が一つの答えを決め、短いヒントを三つ出します。たとえば答えを「コーヒー」にするなら、ヒントは「飲み物」「黒いことが多い」「朝に選ぶ人もいる」の三つです。ほかの人はヒントを一つ聞くたびに答えを一回だけ予想します。
難しい固有名詞や内輪の思い出は使いません。食べ物、動物、乗り物、身近な道具なら、参加者の知識差を小さくできます。全員が一度ずつ出題したら終了です。
ヒントが抽象的すぎると沈黙が長くなります。進行役は最初に簡単な例を一問出し、ヒントの細かさを見せてください。
画面上の共通課題で話せるWikipediaリンク探索
一人がWikipediaの記事を画面共有し、本文中のリンクだけを選んで別の記事を目指します。たとえば「東京」から「ペンギン」へ行くなら、次にどのリンクを開くかを全員で相談します。
進行は簡単です。操作する人を一人決め、ほかの人は次のリンク候補を一つずつ出します。多数決か相談で一つ選び、10分たったら到着していなくても終了します。検索とブラウザの戻る操作は使わない、と先に決めておくと迷いません。
自分のことを話さなくても、「博物館を経由できそう」「地域の記事より、動物の分類の記事へ行きたい」と画面上の判断を共有できます。Wikipediaを読むこと自体が負担になる人や、通信が不安定な人がいる場合には向きません。全員が画面を見られるかを最初に確認してください。
初対面では避けたい四つの進め方
「二つの真実と一つの嘘」のような自己紹介型は、自分の情報を複数出す必要があります。今回のように話したくないことを話さずに済ませたい場では、第一候補にしません。
ほかにも、次の進め方は避けます。
- 断る間を与えず、一人ずつ指名する
- 正答数や知識量で順位をつける
- カメラON、絵、演技を全員に求める
- 罰ゲームや、恥ずかしい質問を入れる
盛り上がりは参加者に強制できません。静かなままでも、全員が一度答えられたら役目を果たしています。
10分なら、二択から共通課題へ移る
最初の1分で、パス・チャット参加・カメラOFFを伝えます。次の3分で二択を3問行います。残り5分で、全員一致チャレンジか3ヒント当てを一つ行います。最後の1分で「ここまで」と区切り、本来の通話へ戻ります。
途中で会話が自然に続いたら、ゲームの残りを消化する必要はありません。逆に反応が薄くても、質問を追加して埋めようとせず、予定どおり終えます。アイスブレイクは長さより、次の会話へ移れることが大切です。
一つの遊びに限らず候補を広げたい場合は、2人で遊べる無料ブラウザゲームの選び方も参考にしてください。
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