授業で5分余ったら?準備なしでできるミニゲーム10選
授業で5分ほど余ったら、説明が1分以内で、準備物がなく、途中で切り上げられるゲームを選ぶと使いやすくなります。
残り時間、教室の静かさ、学年、その次の予定に合う遊びを選びましょう。盛り上がりは二の次です。ここでは、始めるときの一言と終わり方まで含めて紹介します。
迷ったときの早見表
| 残り時間・教室の状態 | 選びやすいゲーム |
|---|---|
| あと1〜2分 | あと出しじゃんけん、先生のウソを見抜け |
| あと3分、静かにしたい | 3ヒントクイズ、共通点探し |
| あと5分、全員で考えたい | 条件しりとり、禁止ワード説明、イエス・ノー探偵 |
| あと5分、少し体を動かしたい | サイレント・ポーズ当て |
| あと10分、班で相談できる | 連想リレー、ぴったり10を作ろう |
どれも勝ち残りにはしません。終わった人が暇になる遊び方を避け、チャイムが鳴ったらその場で終えられる形にしています。
1. あと出しじゃんけん
- 目安:1〜2分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:短時間で全員の注意をそろえたいとき
先生が先に手を出し、児童・生徒は「勝ってください」「負けてください」の指示どおりに後から手を出します。
最初の一言:
私が先に出します。「勝つ」か「負ける」かを聞いてから、みんなは後出ししてください。
3回で終わりです。慣れたら「同じ手」を加えられますが、指示を速くしすぎないようにします。
2. 先生のウソを見抜け
- 目安:2〜3分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:着席したまま静かに考えたいとき
先生が自分や今日の授業に関する短い文を3つ言い、そのうち一つだけをウソにします。全員は指で1、2、3のどれかを示します。
最初の一言:
今から三つ言います。一つだけウソです。答えは声に出さず、指で番号を見せてください。
個人情報や、正解した人だけが得をする話題は避けます。答えを発表したら一問で終了できます。
3. 3ヒントクイズ
- 目安:3〜5分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:静かに全員で考えたいとき
「動物です」「長い鼻があります」「大きな耳があります」のように、広いヒントから順に三つ出して答えを当てます。
最初の一言:
三つのヒントを順番に出します。分かった人は答えを言わず、手を挙げてください。
一問30秒ほどにします。早押しにせず、最後に全員で答える形にすると、声の大きさで決まりません。
4. 共通点探し
- 目安:3〜5分
- 必要な物:なし。黒板があれば言葉を書いてもよい
- 向いている場面:教科や今日の内容につなげたいとき
先生が三つの言葉を出し、共通点を考えます。たとえば「りんご・いちご・トマト」なら、「赤いもの」「実がなるもの」など複数の答えを認められます。
最初の一言:
三つの言葉に共通することを一つ考えてください。私と違う答えでも、理由が言えれば大丈夫です。
答えを一つに固定しないのがポイントです。2〜3案が出たら終了します。
5. 条件しりとり
- 目安:3〜5分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:小グループで静かに進めたいとき
普通のしりとりに「食べ物だけ」「3文字以上」など、一つだけ条件を加えます。条件を増やしすぎると説明と判定に時間がかかります。
最初の一言:
今日は「食べ物だけ」のしりとりです。迷ったら一回パスしてもかまいません。
一周したら終了、またはチャイムで即終了と先に決めます。脱落制にしないほうが、最後まで全員が考えられます。
6. 禁止ワード説明
- 目安:4〜5分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:言い換えを楽しみたいとき
一つの言葉を、その言葉自体と、答えをそのまま連想できる関連語を使わずに説明します。たとえば「傘」を、「雨」と「ぬれる」を言わずに伝えます。
最初の一言:
答えは「傘」です。ただし「雨」と「ぬれる」は言えません。別の言い方で伝えてください。
難しいお題を選ぶより、身近な言葉に禁止語を二つつけるほうが始めやすくなります。1〜2問で終えます。
7. イエス・ノー探偵
- 目安:5分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:全体で質問を組み立てたいとき
先生が物や場所を一つ決めます。児童・生徒は「はい」「いいえ」で答えられる質問だけをして、正体を当てます。
最初の一言:
私が思い浮かべた物を当ててください。質問は「はい」か「いいえ」で答えられる形にします。
質問は5回までにして、分からなければ先生が答えを発表します。正解が出るまで延長しないことが、5分で収めるコツです。
8. サイレント・ポーズ当て
- 目安:3〜5分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:少し体を動かしてもよいとき
代表者が動物やスポーツを、声を出さずに一つのポーズで表します。ほかの人は、答えを叫ばず紙の代わりに指で選択肢の番号を示します。
最初の一言:
前の人は声を出さず、一つのポーズだけで表します。みんなは答えの番号を指で見せてください。
人前に出たくない人を無理に指名しません。先生が出題者になれば、全員が席にいたままでもできます。
9. 連想リレー
- 目安:5〜10分
- 必要な物:なし
- 向いている場面:班で短く相談できるとき
「海」から「青」、「青」から「空」のように、前の言葉から思いつく言葉をつなぎます。つながりが分かりにくいときは、理由を一言添えます。
最初の一言:
前の言葉から思いつく言葉を一つだけ言います。つながりが伝わりにくいときは、理由も一言つけてください。
一人5秒ほどを目安にし、二周するか、決めた時刻で終了します。正解を一つに決めない遊びなので、相手の連想をすぐ否定しないことが大切です。
10. ぴったり10を作ろう
- 目安:5〜10分
- 必要な物:なし。黒板があれば使える
- 向いている場面:班で相談しながら数を扱いたいとき
先生が「2、3、4、5」のように数字を四つ言い、足し算や引き算を使って10を作ります。学年に合わせて、使ってよい計算を決めます。
最初の一言:
2、3、4、5から、好きな数字を使って10を作ってください。今日は足し算と引き算だけ使えます。
全員が必ず同じ式になる必要はありません。2案ほど共有したら終えます。計算の速さを競わせず、班で一つ作る形にもできます。
学年に合わせるときは、ルールを増やしすぎない
小学生
身近な言葉、短い説明、一斉に答えられる形が使いやすくなります。間違いを笑わないことと、パスできることを先に伝えます。
中学生・高校生
幼く見える名前を避け、制約を一つだけ足すと取り組みやすくなります。たとえば「しりとり」ではなく「教科に関係する言葉だけのワードチェーン」と言い換える方法があります。ただし、呼び方を変えても発表を強制しない配慮は必要です。
5分ゲームで起こりやすい失敗
説明に時間を使いすぎる
新しいルールをいくつも入れると、遊ぶ前に時間がなくなります。「何をするか」「いつ終わるか」「パスできるか」の三点だけを伝えます。
盛り上がりすぎて次へ戻れない
次が移動やテストなら、声を出すゲームより、指で答えるクイズや共通点探しを選びます。「あと一問で終わり」と予告してから終了します。
勝ち残りで待つ人が増える
短時間ほど、脱落した人は何もすることがなくなります。得点をつけなくても成立する遊びか、班全体で考える形にします。
知識量や人前で話す得意不得意だけで決まる
一斉回答、ペア相談、パスのどれかを用意します。代表者を固定せず、先生自身が出題役を担う方法もあります。
端末とインターネットを使える教室なら
ここまでの10個は、端末がなくても始められます。学校のルール上、各自の端末とインターネットを使ってよい場面なら、別の選択肢として知識をたどるゲームもあります。
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授業で使う場合は、利用できるサイト、端末、通信環境、時間のルールを先に確認してください。学習効果や授業への適合を自動的に保証するものではありません。
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